PIVKA-IIのアミノ酸1-13特異的抗体の進歩性判断について(令和4年(行ケ)10082「PIVKA-II抗体」事件)
https://thinkpat.seesaa.net/article/513509510.html本事件は既にFubuki先生のブログ、特許事務所の知財判決ダイジェスト(執筆 田村明照弁理士)、中村合同特許事務所の法情報提供(執筆 高石秀樹弁護士)、および井関涼子先生の論文(AIPPI 2025年3月号)で取り上げられているが、本稿では、これらの記事ではあまり検討されていない進歩性の判断について雑感を書いてみたい。なお本稿を含め拙ブログは意見論評を目的としており、ここで述べることは私見に過ぎな ...
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キーワード: クレーム 拡大先願 実施可能要件 進歩性 先願 発明
令和4年(行ケ)10082【PIVKA-IIに関する抗体】<東海林> ⇒明確性要件〇
https://ameblo.jp/hideki-takaishi/entry-12851115255.html令和4年(行ケ)10082【PIVKA-IIに関する抗体】<東海林> ⇒明確性要件〇 (サポート要件、実施可能要件、進歩性、拡大先願も全て〇) 「PIVKA-IIを特異的に認識して結合」するとは、結合性タンパク質が、PIVKA-IIにおける6位及び/又は7位のGluを含む特異的な構造部位の有無に依存して反応性が異なることを意味すると当業者は理解する。 本件発明の「PIVKA‐IIを特異的に認識 ...
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キーワード: PCT モノクローナル抗体 異議申立 欧州 化学 棄却 実施可能要件 実施例 出願人 審判 製剤 請求の範囲 請求項 訴訟 知財高裁 特許権 特許査定 特許請求の範囲 特許庁 発明 物の発明 米国 明細書 優先権
2018.09.18 「ノバルティス v. 特許庁長官」 知財高裁平成29年(行ケ)10045
https://www.tokkyoteki.com/2018/10/20180918-v-2910045.htmlLRP6結合分子に関する特許取消決定取消訴訟: 知財高裁平成29年(行ケ)10045【背景】「低比重リポタンパク質受容体関連タンパク質6(LRP6)を調節するための分子および方法」に関する特許(第5764329号)の異議申立て(異議2016-700138号)につき特許庁がした特許取消決定の取消しを求めてノバルティス(特許権者)が訴訟を提起した事件。請求項1(一部記載を簡略):特異的にLRP6の第1 ...
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キーワード: JPO PCT アムジェン クレーム ノーベル賞 モノクローナル抗体 異議申立 遺伝子 引用 改変 願書 公開公報 公知 抗体医薬 控訴 合議体 最高裁 実施可能要件 実施例 出願人 商標 上告 侵害 審決取消訴訟 審査官 審判 審判官 新規性 進歩性 請求の範囲 請求項 訴訟 知財高裁 当事者 特許権 特許出願 特許制度 特許請求の範囲 特許庁 特許法 発明 発明者 発明特定事項 判決 判例 物の発明 弁護士 弁理士 無効審判 明細書 優先日 論文 採用 メルク
PCSK9中和抗体事件 -「競合する抗体」の特許は容認できるか(平成29(ワ)16468, 平成29(行ケ)10225, 平成29(行ケ)10226, 平成31(ネ)10014)
http://thinkpat.seesaa.net/article/478453738.html(完全に時機に遅れてしまったが、PCSK9中和抗体事件に関する投稿) 本件は、ある既知タンパク質に対する新たな抗体を単離した場合に、その抗体に対する特許が取れるだけでなく、「その抗体と結合が競合する抗体」まで特許が取れるのか、そして権利行使ができるのかについて正面から争われた事件だ。 知財高裁は、本件特許は有効であり、権利行使もできる旨を判示し、それに対して上告受理申立がなされていたが、今年の4 ...
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キーワード: アムジェン クレーム モノクローナル抗体 棄却 実施可能要件 審決取消訴訟 審判 審判請求 進歩性 請求項 訴訟 知財高裁 発明 判決 無効審判
2018.12.27 「サノフィ v. アムジェン」 知財高裁平成29年(行ケ)10226
https://www.tokkyoteki.com/2019/01/20181227-v-2910226.htmlリーチスルー抗体クレームについての進歩性・サポート要件・実施可能要件の判断: 知財高裁平成29年(行ケ)10226 (アムジェン)が保有する「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」に関する特許(第5906333号)に対する無効審判請求不成立審決(無効2016-800066号)を不服として、原告(サノフィ)が審決取消訴訟を提起した事案。争点は ...
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キーワード: Appeal CAFC PCT アムジェン クレーム バイオ モノクローナル抗体 ローム 異議申立 遺伝子 欧州 願番 棄却 拒絶査定 拒絶査定不服審判 実施可能要件 侵害 審決取消訴訟 審判 審判請求 進歩性 製剤 請求の範囲 請求項 訴訟 存続期間 知財高裁 特許権 特許制度 特許請求の範囲 特許法 発明 発明特定事項 判決 物の発明 分割出願 米国 無効審判 明細書 優先日
2018.12.27 「サノフィ v. アムジェン」 知財高裁平成29年(行ケ)10225
https://www.tokkyoteki.com/2019/01/20181227-v-2910225.htmlリーチスルー抗体クレームについての進歩性・サポート要件・実施可能要件の判断: 知財高裁平成29年(行ケ)10225 【背景】 (アムジェン)が保有する「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」に関する特許(第5705288号)に対する無効審判請求不成立審決(無効2016-800004号)を不服として、原告(サノフィ)が審決取消訴訟を提起した ...
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キーワード: ヒト化抗体 マウス抗体 抗体医薬 抗体医薬品
(PDF) (考察) バイオ関連・医薬発明の特許性についての国際的な比較に基づく問題点の調査・研究 平成22年度バイオ・ライフサイエンス委員会第2部会
https://system.jpaa.or.jp/patents_files_old/201109/jpaapatent201109_014-029.pdfバイオ関連・医薬発明の特許性についての国際的な比較に基づく問題点の調査・研究特集《バイオ・ライフサイエンス》バイオ関連・医薬発明の特許性についての 国際的な比較に基づく問題点の調査・研究平成 22 年度バイオ・ライフサイエンス委員会第 2 部会都祭正則,石津縁,大澤健一,奥野彰彦,小合宗一,篠田淳郎,本田文乃要 約今回の報告では,日米欧の各極間で「抗体」クレームに係る発明の特許性の判断基準に差異が ...
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キーワード: アムジェン クレーム モノクローナル抗体 遺伝子 引用 引用例 公知 公知文献 最高裁 審決取消訴訟 審判 進歩性 請求項 訴訟 知財高裁 知財戦略 特許権 発明 発明特定事項 判決 分割出願 無効審判 明細書
(PDF) (論考) 明細書の開示に基づいて,抗体の発明の進歩性が認められる範囲 会員 深澤 憲広,会員 内田 俊生,会員 内山 務
https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3499明細書の開示に基づいて,抗体の発明の進歩性が認められる範囲明細書の開示に基づいて,抗体の発明の進歩性が認められる範囲Sanofi v Amgen 判決(平成 29 年(行ケ)10225 号)からの一考察会員 深澤 憲広※,会員 内田 俊生※,会員 内山 務※要 約進歩性が認められる発明の範囲は,当業者が公知の発明に基づいて容易に想到できないものであることが前 提となるが,どこまで広がりをもって認め ...
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キーワード: アムジェン クレーム モノクローナル抗体 引用 技術的範囲 公知 最高裁 実施可能要件 勝訴 侵害 審判 訴訟 知財高裁 特許権 特許出願 発明 発明特定事項 判決 米国 米国特許 明細書
PCSK9中和抗体事件判決(令和3年(行ケ)10093;令和5年1月26日判決)雑感
https://thinkpat.seesaa.net/article/498086480.html本件特許についてこれまで日本で出された判決はいずれも特許権者(アムジェン社)勝訴判決であったところ、今回の判決(令和3年(行ケ)10093)は、初めて本件特許の特許性を否定(サポート要件非充足)する判決である。 その点で、今回の判決は画期的と言えるだろう。 PCSK9中和抗体のアムジェン特許の趨勢は世界的にも注目されている中、このような判決を出すには裁判所としてはそれなりの決断や覚悟が必要であった ...
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キーワード: クレーム モノクローナル抗体 技術的範囲 進歩性 請求の範囲 請求項 特許請求の範囲 発明 判決 判例 明細書 採用
平成31年(ネ)10014【PCSK9に対する抗原結合タンパク質】(アムジエンv.サノフィ)<高
https://ameblo.jp/hideki-takaishi/entry-12695627650.html平成31年(ネ)10014【PCSK9に対する抗原結合タンパク質】(アムジエンv.サノフィ)<高部> *機能的クレームでも充足論の判断手法は同じ 「本件各発明をいわゆる『機能的クレーム』と呼ぶかはさておき,…明細書の記載及び図面を考慮して,そこに開示された技術的思想に基づいて解釈すべき...」 (判旨抜粋) 【請求項1】 PCSK9とLDLRタンパク質の結合を中和することができ,PCSK9 ...
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キーワード: Claim アレルギー インスリン キメラ抗体 クレーム バイオ ヒト化抗体 モノクローナル抗体 委員会 引用 引用例 引例 欧州 欧州特許 韓国 棄却 拒絶査定 拒絶査定不服審判 拒絶理由 拒絶理由通知 公知 抗体医薬 控訴 国際出願 最高裁 三極 実施可能要件 実施例 実用新案 出願件数 出願人 上告 審査基準 審査請求 審判 新規性 進歩性 製剤 請求の範囲 請求項 知財高裁 中国 特許出願 特許請求の範囲 特許庁 特許法 独立クレーム 発明 判決 判例 米国 米国特許 補正 明細書 優先権
(PDF) 特集《バイオ・ライフサイエンス》(報告) 抗体医薬及び食品用途発明における近年の審査傾向とその国際比較 令和元年度 バイオ・ライフサイエンス委員会 第2部会
https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3567抗体医薬及び食品用途発明における近年の審査傾向とその国際比較特集《バイオ・ライフサイエンス》抗体医薬及び食品用途発明における近年の審査傾向とその国際比較令和元年度 バイオ・ライフサイエンス委員会 第 2 部会 佐々木 康匡,大澤 健一,小林 元悟,高井良 克己,田中 有希要 約抗体医薬発明のうち,配列限定することなく登録された特許がどの程度存在し,欧米においても同様に配列 限定することなく認められ ...
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キーワード: クレーム モノクローナル抗体 技術的範囲 審決取消訴訟 請求の範囲 請求項 訴訟 特許請求の範囲 発明 判決
令和3年(行ケ)10093「PCSK9に対する抗原結合タンパク質」2次判決(リジェネロン)<菅野
https://ameblo.jp/hideki-takaishi/entry-12807460253.html令和3年(行ケ)10093「PCSK9に対する抗原結合タンパク質」2次判決(アムジエン v. リジェネロン)<菅野> =令和3年(行ケ)10094 1次判決と異なり、機能的に表現されたリーチスルークレームにつき、前訴確定判決と異なり、効果のクレームアップでサポート要件を充たすという考え方が否定された。 1次判決は、平成29年(行ケ)10225(サノフィ) 【請求項1】 PCSK9とLDLRタ ...
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キーワード: 気管支喘息 アレルギー オーストラリア スイス トロール マウス抗体 モノクローナル抗体 ライセンス 遺伝子 欧州 願書 棄却
2013.09.30 「ジェネンテック v. 特許庁長官」 知財高裁平成24年(行ケ)10268
http://www.tokkyoteki.com/2013/12/20130930-v-2410268.htmlゾレア(Xolair)皮下注用(オマリズマブ(Omalizumab))特許の誤記の訂正: 知財高裁平成24年(行ケ)10268 【背景】 「特定Fcεレセプターのための免疫グロブリン変異体」に関する特許(第3457962号)の訂正審判(訂正2011-390107号)についての審決(訂正不成立)取消訴訟。 請求項15: 配列番号8および9にそれぞれ示すヒト化マウス抗体humae11 1型の ...
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キーワード: Appeal Claim EPO クレーム モノクローナル抗体 異議申立 欧州 改変 技術的範囲 実施可能要件 実施例 審決取消訴訟 審判 審判請求 製剤 製薬 請求の範囲 請求項 知財高裁 中外製薬 当事者 特許権 特許権侵害 特許請求の範囲 発明者 判決 分割出願 米国 米国特許 無効審判 明細書
2019.06.26 「アレクシオン v. 中外製薬」 知財高裁平成30年(行ケ)10043
https://www.tokkyoteki.com/2019/07/20190626-v-3010043.html中外製薬のリサイクリング抗体創製技術に関する特許: 知財高裁平成30年(行ケ)10043 【背景】 特許第4954326号より (中外製薬)が保有する「複数分子の抗原に繰り返し結合する抗原結合分子」に関する特許(第4954326号)に対して原告(アレクシオン)が請求した無効審判請求について、特許庁がした請求不成立審決(無効2016-800136号)の取消訴訟。争点は、実施可能要件及びサポ ...
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キーワード: バイオ 異議申立 引用 引用文献 欧州 棄却 実施権
2015.04.13 「スキャンティボディーズ・DSファーマバイオメディカル v. エフ.ホフマン-ラ ロシュ」 知財高裁平成26年(行ケ)10139; 平成26年(行ケ)10085
http://www.tokkyoteki.com/2015/06/20150413-ds-v-2610139-2610085.htmlhPTHのアッセイキット: 知財高裁平成26年(行ケ)10139; 平成26年(行ケ)10085 【背景】 スキャンティボディーズ(甲事件原告)が保有する「完全型副甲状腺ホルモンの測定方法ならびに副甲状腺疾患および慢性腎不全患者の骨状態の識別方法」に関する特許第4132677号(WO2000/042437)について、エフ.ホフマン-ラ ロシュ(被告)が請求した特許無効審判において、無効と ...
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キーワード: イ号製品 パブリックドメイン 引用 引用文献 化学 均等論 公開公報 公知 公知文献 施行規則 実施可能要件 従来技術 条約 侵害 新規性 進歩性 製造方法の発明 請求の範囲 請求項 特許権 特許出願 特許請求の範囲 特許法 発明 発明者 判決 判例 物の発明 方法の発明 明細書 優先日
令和4年(行ケ)10097【アミノシラン】<本多>
https://ameblo.jp/hideki-takaishi/entry-12855558148.html令和4年(行ケ)10097【アミノシラン】<本多> 引用文献に物質名が記載されていても、当業者が試行錯誤なく実施可能でないと、開示が認められない ⇒反応式が一般化できるだけでは不足 =令和4年(行ケ)10091<東海林>、令和4年(ワ)9716<柴田>【5-アミノレブリン酸リン酸塩】 1.特許請求の範囲(請求項1) 以下の式により示されるアミノシラン。 【化1】 2.判旨抜粋 (1) ...
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キーワード: Claim ライセンス ライセンス契約 引用 引用文献 改変 棄却 実施可能要件
2011.12.26 「イプセン v. 特許庁長官」 知財高裁平成22年(行ケ)10367
http://www.tokkyoteki.com/2012/05/20111226-v-2210367.htmlhPTHrPアナログの発明: 知財高裁平成22年(行ケ)10367 【背景】 「副甲状腺ホルモンの類似体」に関する出願(特願平9-505897; WO97/02834; 特表平11-509201)の拒絶審決(不服2007-31134)取消訴訟。審決は下記のとおり進歩性欠如及び実施可能要件違反を理由に拒絶審決とした。 請求項1: 式:[Glu22, 25, Leu23, 28, 31, Aib ...
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キーワード: エンブレル バイオ バイオシミラー リウマチ 引用 化学 関節リウマチ 拒絶査定 拒絶査定不服審判
2009.12.03 「イミュネックス v. 特許庁長官」 知財高裁平成21年(行ケ)10092
http://www.tokkyoteki.com/2009/12/20091203-v-2110092.htmlエンブレル(エタネルセプト)の特許権存続期間延長: 知財高裁平成21年(行ケ)10092 【背景】 関節リウマチを用途とするエンブレル(Enbrel、一般名: エタネルセプト(Etanercept)、完全ヒト型可溶性TNFα/LTαレセプター製剤: ヒトIgG1のFc領域と分子量75kDaのヒト腫瘍壊死因子II型受容体(TNFR-II)の細胞外ドメインのサブユニット二量体からなる糖蛋白質)の ...
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キーワード: クレーム モノクローナル抗体 意見書 技術的範囲 審決取消訴訟 請求の範囲 請求項 訴訟 特許請求の範囲 発明 判決
令和3年(行ケ)10093【PCSK9第二訴訟(リジェネロン)】 第一訴訟と異なりサポート要件×
https://ameblo.jp/hideki-takaishi/entry-12788553594.html令和3年(行ケ)10093<菅野>【PCSK9第二訴訟(リジェネロン)】 ⇒第一訴訟(サノフィ)と正反対でサポート要件× *一連の第一訴訟の裁判長ではない *前訴で検討されていないメカニズムから主張 *効果のクレームアップでサポート要件を充たすという考え方を否定 *専門家意見書を重視 【請求項1】 PCSK9とLDLRタンパク質の結合を中和することができ,PCSK9との結合に関して,配列番号 ...
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キーワード: ジェネリック ジェネンテック バイオ バイオ後続品 モノクローナル抗体 遺伝子 後発医薬品 最高裁 製剤 請求項 存続期間 知財高裁 帝人 特許権 特許庁 発明 判決 物の発明
コセンティクス(Cosentyx)®特許の延長について
https://www.tokkyoteki.com/2019/11/cosentyx.htmlコセンティクス(Cosentyx)®を保護する特許の存続期間延長について紹介するとともに、最後に延長の登録要件と効力に関して疑問に思った点に触れたい。 コセンティクス®は、ノバルティスが開発したセクキヌマブ(Secukinumab)(遺伝子組換え)を有効成分とするヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤である。日本では、2014年12月26日にプレフィルドシリンジ製剤である「コセンティクス ...
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キーワード: 遺伝子 公知 進歩性 発明 優先日
平成31年(行ケ)10018<鶴岡>〔...アミノ酸の製造法〕
https://ameblo.jp/hideki-takaishi/entry-12647500789.html平成31年(行ケ)10018<鶴岡>〔アミノ酸生産菌の構築方法及び構築されたアミノ酸生産菌を用いる醗酵法によるアミノ酸の製造法〕 *改良の方向性が公知でも、そのための具体的方法が多数存在した ⇒進歩性〇 「優先日前において...を強化することが望ましいことが知られていたとしても,...増強する具体的な方法は,相当多数のものが想定し得た」 (判旨抜粋) 仮に,本件優先日前において,L-グル ...
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キーワード: バイオ 引用 引用例 棄却
2007.08.08 「ファリスバイオテック v. 日本スキャンティボディ」 知財高裁平成18年(行ケ)10406
http://www.tokkyoteki.com/2008/12/20070808-v-1810406.htmlhPTH(1-37)配列由来のペプチド: 知財高裁平成18年(行ケ)10406【背景】原告(ファリスバイオテック )は、「hPTH(1-37)配列由来のペプチド」を発明の名称とする特許第3457004号の特許権者であり、29条2項違反等により無効とする審決が下されたため、審決取消訴訟を提起した。【要旨】裁判所は、取消事由4(相違点の判断の誤り)についての(1) 相違点(a)の判断の誤りについて「 ...
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キーワード: アムジェン クレーム パイオニア モノクローナル抗体 棄却 技術的範囲 差止 実施可能要件 侵害 審決取消訴訟 審判 審判請求 進歩性 訴訟 知財高裁 特許権 認容 発明 判決 無効審判 明細書 優先日
2019.01.17 「アムジェン v. サノフィ」 東京地裁平成29年(ワ)16468
https://www.tokkyoteki.com/2019/02/20190117-v-2916468.htmlサノフィのプラルエント®、東京地裁がアムジェンの抗体特許を侵害と判断: 東京地裁平成29年(ワ)16468 【背景】 「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」に関する特許権(第5705288号及び第5906333号)を保有するアムジェン(原告)が、サノフィ( )に対し、 製品(プラルエント® (Praluent®))及びその原薬である モ ...
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キーワード: ノーベル医学生理学賞 ヒト化抗体 マウス抗体 レミケード 加齢黄斑変性 関節リウマチ
(PDF) (解説) バイオ医薬品における特許の現状 バイオ・ライフサイエンス委員会
https://system.jpaa.or.jp/patents_files_old/200708/jpaapatent200708_067-080.pdfバイオ医薬品における特許の現状バイオ医薬品における特許の現状平成 18 年度バイオ・ライフサイエンス委員会第 1 部会(小嶋 勝,川本一行,萩野幹治,那須公雄,神谷惠理子,櫻井陽子,遠藤朱砂,南条雅弘)目 次 1.はじめに 2.抗体医薬と特許〜“機能による特定”から“構造及は,抗原を認識する“可変領域”と,抗体の生理活性 などを決定する“定常領域”とからなる(下図)。び機能による特定”への変遷〜3 ...
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キーワード: 審決取消訴訟 審判 審判請求 訴訟 知財高裁 無効審判
2024.01.16 「ロシュ ダイアグノスティックス v. アボット」 知財高裁令和4年(行ケ)10082 ―「抗原Xに結合する抗体」をさらに「特異的に認識して結合する」特徴で特定する意義―
https://www.tokkyoteki.com/2024/03/2024-01-16-r4-gyo-ke-10082.html1.はじめに 「PIVKA-IIを特異的に認識して結合する抗体」に関するアボット・ラボラトリーズの特許に対する無効審判請求を不成立とした審決を不服としてロシュ ダイアグノスティックスが提起した審決取消訴訟(知財高裁令和4 […]
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キーワード: バイオ 遺伝子 改変 棄却 実施可能要件 出願人
2009.09.02 「ノバルティス バクシンズ v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10272
http://www.tokkyoteki.com/2009/11/20090902-v-2010272.htmlバイオテクノロジー関連分野の実施可能要件: 知財高裁平成20年(行ケ)10272【背景】「抗HCV抗体」に関する特許出願(特願平10-93767)の拒絶審決取消訴訟。審決理由は実施可能要件違反だった。請求項1(以下本願発明という)は下記のとおり。請求項1:少なくとも8個のアミノ酸の連続する配列からなるポリペプチド中の部位に免疫学的に結合する,抗C型肝炎ウイルス(HCV)抗体であって,ここで,該部 ...