[企業法務][知財]完全に定着した流れ。
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20090618/1245517943■ チャップリンや黒澤明作品をめぐる紛争を経て、「映画の著作物の保護期間」に関する判断基準(監督の死後70年まで存続する)が完全に固定化した感がある。 「1950〜52年に公開された故成瀬巳喜男監督らの邦画3作品を格安DVDとして販売しているのは著作権の侵害だとして、東宝(東京)が都内のビデオ販売会社に販売差し止めなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁は17日、販売差し止めや原版の廃棄などを命じた ...
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キーワード: パブリックドメイン
[企業法務][知財]たった一度だけだった奇跡。
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20120118/1327170768■ 「ローマの休日」仮処分事件を皮切りに、「シェーン」事件の最高裁判決で、旧著作権法下で世に出された名作映画が、一気にパブリックドメイン化する・・・と思ったのもつかの間、チャップリンや黒澤明の映画に関し、「監督という自然人を著作者にする」という大技で権利者側が一気に巻き返した感がある*1、映画著作権の存続期間をめぐる一連の事件。 平成21年のチャップリンの最高裁判決で、事実上流れが決まってしまっ ...
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[企業法務][知財]チャップリン&黒沢明・格安DVD販売訴訟決着。
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20091012/1255357878■ 最近、とんと知財関係判例のフォローを怠ってしまっている当ブログであるが、さすがにこれは大きい話なので、タイムリーに取り上げておくことにしたい。 「格安DVD販売をめぐり、喜劇王チャップリン(1977年死去)の映画「独裁者」など9作品の著作権の保護期間が継続しているかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)は8日、「保護期間が継続している」との判断を示し、DVD制作会 ...
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[企業法務][知財]判例は固まりつつあるが・・・。
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080229/1204328696■ チャップリン映画の格安DVD販売をめぐる訴訟で、知財高裁でも地裁の判断を支持する判決が出されている。 「チャップリン映画の著作権を保有する外国法人が「独裁者」など9作品の格安DVD販売の差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、知的財産高裁(宍戸充裁判長)は28日、著作権侵害を認め、販売差し止めと約1000万円の損害賠償を命じた一審判決を支持、東京のDVD製造会社二社の控訴を棄却した」 (日 ...
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[企業法務][知財]格安DVD事業者に勝ち目はないのか?
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080319/1205981602■ 以前、チャップリン映画の格安DVD販売差し止めをめぐる記事を簡単にアップしたところ、多数のブックマークをいただいた。 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080229/1204328696 それだけ多くの人が関心を持っている、ということなのだろうが、判決をあらためて読むと、思っていたほど「解釈が固まりつつある」わけでもなさそうだ。 裁判所が行った「著作者」 ...
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[企業法務][知財]黒澤映画(の著作権)は永遠に不滅です!
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080211/1202749410■ 昨年取り上げた故・黒澤明監督の映画DVDをめぐる訴訟だが*1、まだ続きはあったようで、新たに松竹株式会社を原告とする訴訟の判決(被告は、東宝、角川事件などと同じ株式会社コスモ・コーディネート)がアップされている。 東京地判平成20年1月28日(H19(ワ)第16775号)*2 本件で紛争の対象になっている劇場用映画は、 「醜聞(スキャンダル)」(1950年公開) 「白痴」(1951年公 ...
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キーワード: 引用 過失 棄却 控訴 差止 最高裁 上告 侵害 訴訟 存続期間 損害賠償 知財高裁 著作権 著作権法 判決 判例
著作権の保護期間と過失
http://d.hatena.ne.jp/oneflewover/20120215/1329317253著作権の保護期間と過失 著作権 格安DVDの著作権侵害の事案で、知財高裁が過失を否定して損害賠償請求を棄却した件(知財高裁平成22年6月17日)につき、最高裁が破棄差戻しの判決を下しています(最判平成24年1月17日)。 [著作権の保護期間] 格安DVDの事案での争点は、著作権の保護期間がいつ満了するのかという点にあります。 存続期間について、旧著作権法(「旧法」)は、映画の著作物のうち独 ...
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[企業法務][知財]綱渡りの主張
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20071001/1191176360■ 最近、CMの中で甦っている故・黒澤明監督だが、“不朽の名作”と言われる昭和初期の作品の著作権も華麗に甦ったようである。 遅まきながらご紹介する、以下の2件の裁判例。 結論としては、以前紹介した「チャップリン映画著作権侵害事件」*1と同じ手法を用いているのだが、本件では、旧著作権法の解釈論まで飛び出して、よりナマナマしい展開になっている点、注目されたい。 東京地判平成19年9月14日( ...
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[企業法務][知財]著作権狂時代
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20070914/1189784014■ こんな判決が出たのを知ったら、あのチャップリンも思わず草葉の蔭で一本撮りたくなってしまうのではないか、という判決。 チャップリンDVD著作権侵害事件。 「著作物の保護期間」についていろいろと考えさせられる事案である。 東京地判平成19年8月29日(H18(ワ)第15552号)*1 本件の原告はチャールズ・チャップリンが監督等を務めた映画9作品の著作権を保有する、と主張するリヒテンシュ ...
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キーワード: ウルトラマン 人物名
「ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景」の登場人物だけピックアップしてみた。
http://ichiyanakamura.blogspot.com/2019/12/blog-post_9.html■「ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景」の登場人物だけピックアップしてみた。[IMAGE] 福嶋亮大さん著「ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景」。円谷英二さんを縦軸に、ウルトラマンシリーズの位置づけ、特撮+映画、戦争と少年のモチーフ、その物語を紡ぐ。昭和を代表する人物が絡み合う、その広がりが魅力。ぼくには解き起こすことが難しいから、登場する人名だけをメモします。 円谷英二、円谷一、金城哲夫 ...
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[企業法務][知財] 「ローマの休日」騒動
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20060525/1148601864■ 映画「ローマの休日」等の著作権を侵害されたとして、 米パラマウント・ピクチャーズが激安DVD業者に対する 製造・販売差止仮処分を申し立てた件。 2004年1月1日施行の改正著作権法で、同日以降の公開作品は著作権保護期間が50年から70年に延長された。2作品は、1953年公開で、文化庁は同年の作品から保護期間を70年としているが、一部の会社は「53年の作品は03年12月31日に50年の保護期 ...
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[企業法務][知財]さらばシェーン。
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20071218/1198021113■ 「ローマの休日」の衝撃からおよそ1年半。 「シェーン」事件が最高裁判決にたどり着き、そして著作権の消滅が確定した。 最三小判平成19年12月18日(H19(受)1105号)*1 最高裁で弁論が開かれなかった時点で結論は見えていたのだが、案の定上告棄却。 判決は、平成15年改正著作権法で設けられた経過規定 「改正後の著作権法・・・第54条1項の規定は、この法律の施行の際現に改正前の著 ...
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キーワード: アニメ
[企業法務][知財] 商品化に潜む罠。
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20061223/1166982789■ 「女児に人気のあるセガのゲーム「オシャレ魔女ラブandベリー」の関連商品のロゴが商標権を侵害したとして、「LOVEBERRY」の商標権を持つ東京の衣料会社が、販売などの差し止めと500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。市川正巳裁判長は「外観や使用形態が類似している」として一部のロゴの商標権侵害を認め、一部商品の販売・製造差し止めと約22万円の支払いを命じた。」(日 ...