ナゴルノ・カラバフ紛争の基層に根ざす「マトリョーシカ・ナショナリズム」 | 国末憲人 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
https://www.fsight.jp/articles/-/50376会員制国際情報サイト ナゴルノ・カラバフ問題の歴史はジョージア内アブハジアや南オセチアの分離主義とも絡みあう[ナゴルノ・カラバフ地域の旧首都・ハンケンディ(アルメニア…30年以上続いた紛争の出発点を、アゼルバイジャン人とアルメニア人の対立を抑える「重石」だったソ連の崩壊に見る議論は数多い。…アゼルバイジャン領内でアルメニア人が多数を占めるこの地域で、支配や帰属を巡って30年あまり続いてきたこの紛争は、前者2つの戦争の大立ち回りの陰であまり注目…ナゴルノ・カラバフは、1990年代の第1次紛争で勝利したアルメニア側が長年、周辺も含めて広範囲に支配していた。…軍事面で劣勢のアルメニア側はわずか1日で降伏し、十数万人の住民のほぼ全員が難民となってアルメニア本土に逃れた。
最新知財ニュース100件