ー判例紹介ー 他社のミスにより得たプログラムを使用したら営業秘密侵害?
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2019/01/blog-post_10.html他社のミスにより得た他社のプログラムを使用したら営業秘密侵害となる可能性はあるのでしょうか?このような判断がなされた裁判があります。 この事件は、大阪地裁平成28年11月22日判決の貸金返還請求事件(事件番号平成25年(ワ)第11642号)です。 本事件は、原告会社が 会社に対し、消費貸借契約に基づく貸金返還請求権として、元金及びこれに対する遅延損害金の支払を求める一方、 会社は、原告会社が 会 ...
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ー判例紹介ー 技術的に特徴のないプログラムの営業秘密性
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2019/01/blog-post_18.html技術的に特徴のないプログラム(ソースコード)は、営業秘密として認められるのでしょうか? すなわち技術的に特徴のないソースコードは、既知のソースコードの組み合わせであり、非公知性や有用性がないと解釈できるかもしれません。 このようなことに対して判断が行われた裁判例として、Full Function事件(大阪地裁平成25年7月16日 平成23年(ワ)第8221号)があります。 この事件は、原告の元従 ...
[類似スコア]103.55
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ー判例紹介ー 営業秘密性が否定されたアルゴリズムに基づくソースコードの営業秘密性
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2019/02/blog-post_21.htmlアルゴリズムは、コンピュータによる処理手順を示したものであり、例えばフローチャート等によって表現されます。そして、ソースコードは、アルゴリズムに基づいて記述されます。このため、営業秘密性が否定されたアルゴリズムに基づいて作成されたソースコードは営業秘密性、特に非公知性を有するのでしょうか。 これを判示したものとして、知財高裁平成28年4月27日判決の接触角計算プログラム事件が挙げられるかと思いま ...
[類似スコア]102.92
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ー判例紹介ー 技術情報に係る営業秘密の帰属
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/10/blog-post_8.html営業秘密も特許を出願する権利等のように帰属の問題があります。 しかしながら、帰属について争った民事訴訟の判例も少なく判然としないところがあります。 また、営業秘密の帰属について認識が薄い企業も多いのではないでしょうか。 参過去ブログ記事: 営業秘密の帰属について「疑問点」 営業秘密の帰属について「示された」とは? ここで、技術情報に係る営業秘密の帰属について、一応の裁判所の判断を示した判例を紹 ...
[類似スコア]97.84
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ー判例紹介ー 営業秘密管理として最低限行うべき秘密管理
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/09/blog-post_9.html今回紹介する裁判例は、平成30年2月26日知財高裁判決(知的財産高等裁判所平成29年(ネ)第10007号、原審・東京地方裁判所立川支部平成26年(ワ)第1519号)です。 本事件の被控訴人(一審原告)は、ケーブルテレビ関連機器の開発、製造・販売等を目的とする株式会社であり、控訴人( )は、平成25年6月21日に設立されたケーブルテレビ関連機器の製造・販売等を目的とする株式会社です。 被控訴人に ...
[類似スコア]96.23
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ー判例紹介ー ストロープワッフル事件 その1 ビジネスモデルを営業秘密とすること
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/07/blog-post_12.html今回はビジネスモデルに関する営業秘密の判例について紹介します。 この事件は、東京地裁平成25年3月25日判決の事件であり、原告は「 らにおいて,オランダの伝統菓子であるストロープワッフルに関して原告らの考案したビジネスモデル等の営業上のノウハウを無断で使用して上記ワッフルの販売等をし,これにより原告らに損害を与えた」と主張したものです。 この事件は、上述のように新規なビジネスモデルを他者に開示 ...
[類似スコア]95.24
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ー判例紹介ー 技術情報を営業秘密とした場合の秘密管理性その3
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/04/3.html技術情報を営業秘密(不正競争防止法2条6項)とした場合において秘密管理性が認められた判例のうち、特徴的なものを紹介しています。 過去のブログ記事 ・ー判例紹介ー 技術情報を営業秘密とした場合の秘密管理性その1 ・ー判例紹介ー 技術情報を営業秘密とした場合の秘密管理性その2 今回は、顧客に納品済みのソフトウェアの秘密管理性を認めたFull Functionソフトウェア事件(大阪地裁平成25年7月 ...
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ー判例紹介ー 技術情報を営業秘密管理する場合における秘密管理性その1
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/04/blog-post_16.html技術情報を営業秘密とした場合において秘密管理性が認められた判例のうち、特徴的なものを今後幾つか紹介しようと思います。 まず、セラミックコンデンサー積層機及び印刷機の設計図の電子データを営業秘密であるとしてを争ったセラミックコンデンサー事件(大阪地裁平成15年2月27日判決)です。 本判決は、小規模の企業において秘密管理性が認められた例であり、営業秘密とする情報を秘密管理しているとの明示が無かった ...
[類似スコア]90.40
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ー判例紹介ー ストロープワッフル事件 その2 ビジネスモデルを営業秘密とすること
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/07/blog-post_19.html前回の「-判例紹介- ストロープワッフル事件 その1」の続きです。 今回の記事は少々長いと思われる方もいらっしょあるかもしれませんが、この裁判例は「知的財産とは何か?」そのようなことを考えさせられる判例かと思われます。 この事件(東京地裁平成25年3月25日判決)において、原告は「 らにおいて,オランダの伝統菓子であるストロープワッフルに関して原告らの考案したビジネスモデル等の営業上のノウハウを ...
[類似スコア]87.35
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ー判例紹介ー 被告の営業秘密を裁判の証拠資料に用いること
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/06/blog-post_11.htmlの営業秘密を裁判の証拠資料に用いることの是非が裁判所で判断された件がいくつかあります。 過去にもこのブログでそのような判例を紹介したことがあります。 参考過去ブログ:営業秘密を裁判の証拠資料とすることは”使用”にあたるのか? ここで、このような判断がされた別の裁判例を紹介します。 これは、東京地裁平成26年6月20日判決の職務発明対価請求事件です。 事件名のように、「 の従業員であった原告が ...
[類似スコア]86.68
blog author: 弁理士 知財フィルター 弁理士試験フィルター 【個別ページ】
ー判例紹介ー 営業情報に係る営業秘密の帰属
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/10/blog-post_14.html前回のブログでは技術情報に係る営業秘密の帰属を争った判例を紹介しました。 今回は、営業情報に係る営業秘密の帰属を争った判例の紹介です。 この判決は医薬品顧客情報流出事件(大阪地裁平成30年3月5日判決)であり、今年の3月になされたものであり、地裁判決とは言え最近の判決なので参考になるかと思います。 本事件では、 ら3名(明星薬品を退職して八光薬品を設立及び入社)は、自らが顧客情報を集積していた ...
[類似スコア]85.25
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ー判例紹介ー 生春巻き製造機事件 事業協力期待先へのノウハウ開示
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/09/blog-post_19.htmlです。 そして、 会社は、取引先(訴外)から生春巻きを製造するよう求められました。そこで、 会社は、原告会社に対して生春巻きの製造工場の見学を依頼しました。 これを受け、原告会社は、生春巻きの製造工程を見学させ、製造方法を説明し、工場内の写真撮影も許可しました。 その後、原告会社は、 会社が九州における原告会社の協力工場として取引をすることに向けての話を進めようとしましたが、 会社は、原告会社の ...
[類似スコア]82.65
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(PDF) (考察) 労働契約終了後における営業秘密侵害に関する判例考察 山尾 昭一郎
【個別ページ】 https://system.jpaa.or.jp/patents_files_old/200703/jpaapatent200703_056-065.pdf労働契約終了後における営業秘密侵害に関する判例考察労働契約終了後における営業秘密侵害に関する判例考察会員 山尾 昭一郎目 次の処罰,また退職者に対する処罰を導入するなど罰則1.はじめにの強化によって営業秘密の保護強化をはかるものとし2.営業秘密と秘密保持義務た。他方,民法においても平 16 法 147 による改正に3.営業秘密侵害をめぐる裁判例より,民法 709 条に定める不法行為の保護法益として ...
[類似スコア]82.04
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営業の人こそ知るべき営業秘密
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2017/10/blog-post.html営業秘密が不用意に漏れる部署はどこでしょうか? ここでいう不用意とは、不当な利益を得る目的や企業に損害を与える目的等の不法行為でななく、「不注意」という意味です。 まあ、挙げようと思えば、どこでもあるかもしれませんが、その一つはやはり営業部門からではないでしょうか? 営業の方は、当然ながら、自社の情報を顧客(他社)に与えます。 その情報の与え方は、適切でしょうか?必要以上の情報を与えてはいない ...
[類似スコア]81.59
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[企業法務][知財] ハケン会社の品格
【個別ページ】 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20070211/1171174392■ 「営業秘密」の不正使用(不正競争防止法2条1項7号)をめぐる事例といえば、大体舞台となる業界が決まっているものだが、今回取り上げる事案も、その典型例である「人材派遣事業」の事業者間で争われたものである*1。 大阪地判平成19年2月1日(H17(ワ)第4418号)*2。 原告は(株)東京データキャリ(http://www.tdc-j.co.jp/)、一方の被告は、有限会社スタンドオフ(ht ...
[類似スコア]81.15
blog author: 弁理士 知財フィルター 弁理士試験フィルター 【個別ページ】
(PDF) 技術情報に係る営業秘密に対する秘密管理性の認定について 会員 石本 貴幸
【個別ページ】 https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3010技術情報に係る営業秘密に対する秘密管理性の認定について技術情報に係る営業秘密に対する秘密管理性の認定について会員 石本 貴幸要 約近年,国内の特許出願件数は減少傾向にあり,特許出願されていない技術の一部は営業秘密として管理されていると思われる。また,不正競争防止法の改正により,営業秘密の漏えいに対する刑事罰が強化されているものの,営業秘密に対する理解は企業やその従業員にとって未だ十分でないと思われ ...
[類似スコア]80.98
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営業秘密の不正取得
【個別ページ】 http://d.hatena.ne.jp/oneflewover/20120506/1336295398営業秘密の不正取得 不正競争防止法 日本の大手製鉄会社(原告)が、韓国の大手製鉄会社(被告)に対し、電磁鋼板の製造方法に関し、不正競争防止法の営業秘密不正取得行為(不正競争防止法2条1項4号;報道の内容からすると、取得のみならず、不正取得した営業秘密の使用行為も含まれていると解されます。)に基づいて、東京地裁に訴えを提起したとの報道がなされています。 営業秘密に関する紛争で判決まで至った事例 ...
[類似スコア]80.93
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Westlaw「営業秘密にかかるデータを持ち出された場合の対応―和解処理」
【個別ページ】 https://ameblo.jp/123search/entry-12387523425.htmlWestlaw Japanに、営業秘密にかかるデータを持ち出された事案の裁判例解説が掲載されています。 パチンコ、スロットのソフトウェアの開発会社の従業員が、競業避止条項の業務委託契約に反して競合他社へ転職し、原告の顧客先に納入するための開発データを持ち出したという事案です。 その後、和解が成立したものの、 は再度同業他社へ転職を続けたため、原告が同業他社で働き続けることの差し止めと、損害賠償 ...
[類似スコア]80.29
blog author: 企業内知的財産部門勤務者 知財フィルター 【個別ページ】
[企業法務][知財] 対決・東京vs大阪〜営業秘密編
【個別ページ】 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20070727/1185719353■ 同じ知財専門部を持つ地裁同士でも、東京地裁と大阪地裁とではいろいろと判断が異なるケースが多い、というのは、以前から本ブログで指摘していたことである*1が、「営業秘密」侵害をめぐる紛争においても、そういった争いが顕在化しつつある。 大阪地裁で5月末に出された判決で、「秘密管理性」要件が緩やかに解される興味深い判断が下されたのは、既にご紹介したとおりであるが*2、実務にとっては“福音”かと思わ ...
[類似スコア]79.12
blog author: 弁理士 【個別ページ】
ー判例紹介ー 技術情報を営業秘密管理する場合における秘密管理性その2
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/04/2.html技術情報を営業秘密とした場合において秘密管理性が認められた判例のうち、特徴的なものを紹介しています。 過去のブログ記事 ・ー判例紹介ー 技術情報を営業秘密管理する場合における秘密管理性その1 今回は、コエンザイムQ10である本件生産菌が営業秘密である原告が主張した生産菌製造ノウハウ事件(東京地裁平成22年4月28日判決)です。 本事件では、 は「コエンザイムQ10研究者以外の原告の従業員で ...
[類似スコア]78.87
blog author: 弁理士 知財フィルター 【個別ページ】
(PDF) 知っておきたいソフトウェア特許関連判決(その36) ―大阪地裁不正競争行為差止等請求事件― 会員・ソフトウェア委員会 伊藤 夏香
【個別ページ】 https://system.jpaa.or.jp/patents_files_old/201411/jpaapatent201411_105-108.pdf知っておきたいソフトウェア特許関連判決(その 36)知っておきたいソフトウェア特許関連判決(その 36) ―大阪地裁 不正競争行為差止等請求事件―会員・ソフトウェア委員会 伊藤 夏香要 約本稿では,ソフトウェア関連の営業秘密に関する大阪地裁の裁判例をとりあげ,営業秘密の管理と営業秘密の「使用」という観点から,その概要を紹介する。スコードの営業秘密該当性及び不競法 2 条 1 項 7 号に目次1.判 ...
[類似スコア]78.62
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転職者から他社の営業秘密を取得すること
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2017/10/blog-post_30.html私は弁理士や異業種の方と交流する席で、よく営業秘密の話をします。 これにより、営業秘密の話題には多くの人が興味を持っていることが分かる一方、 多くの人が営業秘密について十分に理解していないことも分かります。 営業秘密は、言葉としては多くの人が聞いたことがあるでしょうが、それを満たすための3要件や刑事罰の規定等、専門的なことが深く関わってくるため、多くの人が十分に理解していないことは当然のことだと ...
[類似スコア]78.52
blog author: 弁理士 【個別ページ】
技術情報を営業秘密とした場合に「優れた作用効果」が無い等により有用性を否定した判例その3
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/02/3.html前回のブログ記事に引き続き「優れた作用効果」が無い等により営業秘密の有用性を否定した判例を紹介します。 3件目は錫合金組成事件(大阪地裁平成28年7月21日判決)です。 この事件では、 らはかつて原告会社の従業員であり、 らは原告に勤務していた平成22年10月頃から大阪市に工房を設置し、「P10」との名称を使用するなどして錫製品の製造販売等を行い、原告会社を退職した後も錫製品の製造販売等をしてい ...
[類似スコア]78.48
blog author: 弁理士 知財フィルター 【個別ページ】
(PDF) 多法域によるプログラムの保護 平成25年度ソフトウエア委員会第2部会
【個別ページ】 https://system.jpaa.or.jp/patents_files_old/201505/jpaapatent201505_067-089.pdf多法域によるプログラムの保護多法域によるプログラムの保護平成 25 年度 ソフトウエア委員会 第 2 部会要 約コンピュータソフトウエアの知財保護としては,CS 関連発明,即ち特許出願による保護が主に検討されて用いられている。他方,弁理士法が改正され,弁理士が「知的財産に関する専門家」であることが明記されることとなった。これに伴い,弁理士には,コンピュータソフトウエアの知財保護として,プログラム著 ...
[類似スコア]77.42
blog author: 弁理士 知財フィルター 【個別ページ】
フューチャー営業秘密流出事件
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/03/blog-post_11.html先日、IT系コンサルティング会社であるフューチャーアーキテクトの元執行役員が、同業他社であるベイカレントコンサルティングに営業秘密を漏えいしたとして逮捕されました。 この事件は、営業秘密の不正使用が不正競争防止法違反であるとして、2017年8月にフューチャーがベイカレントに対して民事訴訟を起こしています。この民事訴訟について気になっていたのですが、刑事告訴により元執行役員が逮捕に至ったようです。近 ...
[類似スコア]77.41
blog author: 弁理士 知財フィルター 【個別ページ】
技術情報を営業秘密とした場合に「優れた作用効果」が無い等により有用性を否定した判例その2
【個別ページ】 http://www.xn--zdkzaz18wncfj5sshx.com/2018/02/2.html前回のブログ記事に引き続き「優れた作用効果」が無い等により営業秘密の有用性を否定した判例を紹介します。 2件目は接触角計算プログラム事件(知財高裁平成28年4月27日判決)です。 これも高裁まで争われた事件であり、近年の判決でもあるので、注意するべきものかと思います。 なお、裁判所において、非公知性の判断で有用性のような判断を行う場合があるようです。本判決もそのような判断がなされていますが、ここ ...